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【くら寿司(2695)】コロナでチャンスを掴んだ飲食の勝ち組 堅実経営と優れたマーケティング戦略

今回は最低限のまとめでお送りしております。

くら寿司 日足チャート

くら寿司 月足チャート

くら寿司とは

「くら寿司」といえば、ミッションに「食の戦前回帰」を掲げ、日本古来の健康的な食事を実現させるべく、4大添加物不使用の商品を提供する企業です。4大添加物とは、化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料のことです。

つまり、保存料を使っていないため、廃棄までの時間が非常に短く、廃棄時間の管理が内部で徹底されています。

また、ミッションとは別にコンセプトとして「食のテーマパーク」を目指しており、お寿司が苦手だったりアレルギーで食べれない人のために、ラーメンやうどん、丼もの、カレーといった多種多様なサイドメニューを充実させており、老若男女から支持されています。

社長は世界しか見ておらず、日本だけにとどまっていたら生き残れないと確信しています。そのため米国のナスダックに「くら寿司USA」現地法人で上場しました。

ちなみに、くら寿司は、寿司屋でテーブル席を初めて採用したり、AIがマグロの美味しさを判断したり、牛丼やハンバーガーを出したりしたり、業界初の挑戦ばかりしてる異色の寿司屋です。

今回のコロナを機に、ピンチをチャンスに変えた数すくない飲食企業の一つといえるでしょう。後ほど詳しく解説します。

そんなくら寿司は、24期連続売上更新という記録を保持していましたが、コロナが到来してさすがに大きな損失を受けました。

コロナ時は「Go To EAT」と「鬼滅コラボ企画」が反響が大きかったですが、さらに大きな動きがあります。次で解説します。

くら寿司 西新宿・渋谷駅前・北海道に出店

くら寿司は、このタイミングで今まで採算を気にしてなかなか出店できなかった都心への進出を加速させます。それが「西新宿」と「渋谷駅前」です!これは凄い。この2店舗は2021年1月19日にオープンです。

追記:

このタイミングで都心に攻め込む理由は以下の2つが考えられます。

  1. コロナ影響下で多くのテナントが空き、好立地の物件を確保できたから。
  2. 賃料が今下がっていて、攻戦をかけるにはベストなタイミングであるから。

元々、くら寿司は都心エリアへの出店を数年前から計画していましたが、新宿、渋谷エリアには進出できていませんでした。この会社は採算を何よりも大事にします。現預金も多く、銀行からの借入金も付き合い程度のもので堅実経営そのもの。だからこそ、コロナで生き残りました。

実は新宿には昨年2020年にドデカい広告を出していたんですね。「無添くら寿司」と名前だけの広告を。歩いている人が絶対見てしまうような超目立つライトアップされた広告を。

その時、「あれ?新宿まだ出店してないけど、今後来るのかな?まさかな・・・ははは」って思ってたのですが、本当に来てしまって、驚きました。

コロナ前のことですが、池袋サンシャイン60通り店では、いつ行っても夜22時まで多くの若者が待合いスペースにいて満席でした。こんな寿司屋は絶対他にはないと確信しています。なので、都心エリアへの出店は経営戦略上、重要な役割を果たしていくと考えています。

ちなみに、唯一全国の都道府県で進出ができていなかった北海道への進出も決定しました。これもコロナでピンチをチャンスに変えていますね。

今後は、客単価を上げるさらなる施策がいろいろ出ているので、そちらにも期待するとし、株価は基本的には緩やかに上昇していくのかなと考えています。

くら寿司の優位性

ここで、くら寿司を今後見る上での同社の競合に対する優位性を確認しておきましょう。

  1. 食品4大添加物不使用
  2. 借入金が他社に比べ圧倒的に少ない。
  3. 食品添加物を使っていないのに価格が安い。ヒントは仕入れ方法。
  4. 特許出願だけで80件以上。
  5. 出店の無駄撃ちが少なく利益率を高めやすい。売上記録はめちゃめちゃ意識しているものの、よくある大手飲食のようにやたらに売上を伸ばすためのリスクの高い出店をしていない。
  6. キャラクターコラボ(鬼滅・コナン・銀魂・刀ステなど)や「無限くら寿司」などのマーケ戦略が上手すぎる

念の為言っておきますが、僕はくら寿司の回し者ではありません。単にあの社長の経営すげえってずっと思って投資してました。尚、今はテスラやビヨンド・ミートなど米国株のウェイトが大きいため株は持っていません(笑)

くら寿司田中社長の経営哲学

いろいろと魅力はありますが、以下の2つの動画を見るだけで、この会社の成長戦略や今後の生き方の気づきを得られると思います。

では良い投資ライフを。ごきげんよう。