暗号通貨

【暗号通貨】ウルトラ大暴落で生き残るための予備知識

暗号通貨(仮想通貨)市場は未だかつて無い下落局面を迎えています。

ビットコインは日本円ベースで1BTC=200万円まで到達、その後一時100万円近辺まで暴落しています。Bitfinex(USD)やPoloniex(USDT)では1万ドルを割り込んでいます。OKCoinやCMEなどの先物相場も時間の問題かもしれません。

そこで今回は、この荒れた世界で生き残るために必要な知識をここに記録しようと思います。先に書いておきますが、使う人間によって結果が変わります。突き詰めれば、短期的なトレードや中長期投資というものは個々人のセンスが全てです。これまでの経験や思想なども大きく影響するでしょう。ご了承ください。


支配者の存在を感じろ

まず注目するべきは、政府や政府関連の機関などの規制を敷く側、そしてヘッジファンドなどの投機で利ざやを稼ぐ大口側の思考を読み取る必要があります。僕も日々感じていますが資産がいくらあっても金融の世界で大口から見た個人投資家というのは、かわいいネズミです。

以前から僕が「最終的に国家手動の暗号通貨に落ち着くだろう」と言っているのは、人は金融の世界で権力には抗えず、生まれた(言語の通じる)国、居心地の良い空間を捨ててまでお金を避難させたりしないということです。僕が2年前に書いた時はまだ資産家に利点がある状況でした。

ブロックチェーンという名のP2P革命 ※この記事は2015年10月15日に書いた記事です。  昨今、一部を騒がせているビットコイン(bitcoin)という仮想通貨をご...

政府による規制は当然のように行われてきました。自国通貨が資金洗浄され外に逃げていくことを見逃すはずもなく、個人所得・資産の追跡をしたいと思うのが一般的でしょう。日本でも税制面で感じている人もいることでしょう。

先日、韓国政府は暗号通貨取引を禁止する法を準備していると声明を出しました。マレーシアの内国歳入庁(IRB)は、取引所ルノに対し、顧客情報や取引履歴、預金・引き出し履歴の提示を求めました。それに続き、ドイツ連邦銀行のヨアヒム・ビュルメリング理事は国ごとの規制ではなく、世界規模で行うべきと発言しました。中国では取引は既に規制されマイニング事業も停止するよう呼びかけています。東南アジア諸国でも規制は敷かれないまでも不安視する声が聞かれます。

暗号通貨の特徴は、売りの主体がどこなのかわからないところです。先物や株などは売りの主体がある程度予想できるだけでなく、実際の注文数も公開されますので、把握できますが、暗号通貨市場では財閥系なのか政府系なのか、はたまた開発に携わった人間なのか中華系・米系・北欧系ヘッジファンドなのか検討が付かないところです。なので臨機応変な思考の転換と対応が迫られます。

今回のポイントはこれだけ価格が上がり投機的に個人が振り回されてきたら各国政府の心理も穏やかではなく、まずは規制を敷くしかないところです。独自に研究を進めてきた国の中には国家手動の独自通貨の発行を考えている国もあります。

イスラエル政府は中央銀行による暗号通貨「eシェケル」の発行を検討 スウェーデン政府によるeクローナ計画(国家管理下の暗号通貨発行計画)に続き、イスラエル政府も国家手動の暗号通貨発行を検討していると、本...

根底には国家の監視強化がある

この流れが読めていないとひたすら損をします。今は夢を見て投機しているに過ぎません。本当にトークン技術に魅力があればビジネスで使われる度に利害関係者の購入によって結果的に価格は上がります。しかし価格が上がることが必ずしも重要でないトークンもあるでしょう。


分散しすぎに注意

暗号通貨市場は24時間開いており、おまけにボラティリティも非常に高いです。そのため、多くても3~4銘柄に留めることが理想といえます。

A通貨の損失をカバーするためにB通貨を持っていたとしても、そのB通貨が翌日に逆方向へ動いていることも珍しくありません。金融市場では常に負けないことが大切なのです。


流行には乗ってもいいが流されるな

僕が懐疑的に見てきた代表的な現象としてはハードフォーク祭りが挙げられます。当時エアードロップ目的で保有が増え、ビットコインの上昇は異常でした。ビットコインを保有していないと機会損失だと思う人が増え、市場は完全にバブリーでした。大衆はその流行に飲み込まれてビットコインを信奉し買い続けました。なぜ僕はバブルと思ったか、それは半減期相場のような理論上、その異常な上昇が当たり前の相場ではなかったからです。

Bitcoinハードフォーク(分裂)の解説・見解 現在、ビットコイン周辺事情は少しばかり複雑です。 現状 ビットコイン(BTC)の初のハードフォークによるビットコイン・キャ...

タイミングが全て

金融の流行ではよく認識のミスマッチが起こります。タイミングがズレているのです。
例えば、マイニングは早く始めたもの勝ちです。電気代の安い国も強いですが、初期からやっている人は既に勝者です。しかし、ビットコインのマイニングが日本で話題になったのは2016年から。その時、既にマイニングのディフィカルティは異常な高さでした。


ここまで書いた内容はごくごく当たり前かもしれませんが、自分の感覚に身を委ねて投資を成功させることは難易度が高いです。精神状態も重要なファクターです。

ただ、一ついえるのは、このサバイバルゲームでは勝ち負けがハッキリしますが、戦い方は人それぞれです。僕の戦い方は株でもデリバティブでも暗号通貨でも負けをゼロにすることなので、リスクを取るべき状況と回避する状況の判断を正しくする必要があり、それには経験に基づいた予測と経済・金融知識で人より先を見据えて想像することがキーとなりました。