暗号通貨

2015年の暗号通貨『Bitcoin』との出会いについて

ここにきて世間を賑わすようになった暗号通貨(仮想通貨)。

その代表格ともいえるBitcoin(ビットコイン)は現在では様々なビジネスに発展しています。日本国内では銀行法の改正が行われ、日本政府はBitcoinをモノから貨幣へと正式に認識を改めました。日本銀行は行内にフィンテックセンターを創設。世界ではあらゆる金融機関がBlockchain技術の研究開発に躍起になり、新たな付加価値を求めている状況です。

現在のBitcoinは、1BTCあたり、日本円建てで約25万円(最高値30万円超)、米ドル建てで2,100ドル(最高値3,000ドル超)となっています。

今回は、僕自身がどのようにして、日本で暗号通貨に関する法案が提出される前から200ドル台(2万円後半台)で投資することができたか、また投資人生最大のROIを記録(他の暗号通貨含む)できたかの経緯を話していくとします。より細かい事は当時の記事を参考にしてください。


【当時の環境】

2015年の株式市場は個人的にも世界的にも大波乱でした。

同年、中国の景気後退発表からチャイナショックが引き起こされました。その最中、僕は株式市場で日々数億円規模の取引を重ね、これまで経験したこと無いほどの日経平均の高いボラティリティから精神的疲労が蓄積していました。


【キッカケの一つは金融アニメだった】

その少し前、とあるTVアニメを見直す機会を得ます。そのアニメのタイトルは『C』。
恐らく金融アニメとしては最上位クラスに位置づけることができるであろう、2011年にノイタミナ枠で放送された番組です。監修は当時、週刊東洋経済の副編集長が担当しました。

Cの世界では、金融街で発行される『ミダスマネー』という裏通貨が登場しますが、現実世界の法定通貨と見分けがつく人間は限られます。また、金融街は現実世界と表世界と表裏一体となっており、ミダスマネーは現実の経済界にも大きな影響を及ぼすといった設定になっています。現実世界の未来を担保としミダスマネーは使われるのです。

そのミダスマネーが、Bitcoinに似ているように見えたというところが第一の関心でした。

ちなみに、三國というキャラクターは輪転機を回しETF買入を行う日銀にしか見えなかったです。


【Citiグループの暗号通貨界への参入】

そのアニメがキッカケでBitcoin情報に注目していたところ米Citibankが独自の通貨『CitiCoin』のプラットフォームを作成し実験しているとの情報を入手。ここで一気に信用度が増します。世界のCitibankが動くなら間違いないのでは?と薄々感じ始めるのです。

参考記事:Citibank Is Working On Its Own Digital Currency, Citicoin


【Bitcoinの生みの親Satoshi Nakamotoの論文】

その後、当然の如くBitcoinの開発者であるSatoshi Nakamotoの原論文に辿り着き、全文を読みました。これが決定打。

その中身を読んだ時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。感想は一言『天才が現れた!』でした。その場で直ぐに日本の取引所でアカウントを作成、翌日には入金をし、買うタイミングを窺いました。その時は、マウントゴックスの破綻から9ヶ月程が経過していました。マウントゴックスの事件以降、落ち続けていたBitcoin相場の底を見極めるために自分の感覚に身を委ねる必要があると考えたのです。

そして・・・時は直ぐにきた。日本相場で28,000円、米国相場で230ドルで交換。

その後アップした記事は以下のリンクから参照してください。

ブロックチェーンという名のP2P革命 ※この記事は2015年10月15日に書いた記事です。  昨今、一部を騒がせているビットコイン(bitcoin)という仮想通貨をご...

Bitcoinのような暗号通貨が、世界の金融の流れを変えるということを確信した理由は他にもあります。

まだ法律のないその環境は、ブルーオーシャンになる可能性が高いということです。

そして、これまで数ある節税手段が生まれたこの世界で、度重なる法改正や取締強化により、富裕層がネットや本などに書いてあるような手段で節税できなくなったことが富裕層の資産保護を難しいものにしていたため、ビットコインの可能性に目をつけました。そして、富裕層こそよく海外旅行をするため、資金の海外移転、振込を行う際、まずは情報通の富裕層間で暗号通貨を活用する流れが来るだろうと踏んだのです。学生時代から経営をしていた僕としては、事業を行う際の海外への送金が割りに合わないものと感じており、それに関連する情報や節税に関する情報には常にアンテナを張っていました。

案の定、富裕層をはじめとする投資家の活用で活気を見せましたが、それ以上に中国人のマネー(人民元)の流入がビットコイン相場に多大な影響を与える結果となりました。これは想定外です。

尤も、今後は中国に限らず、先進国で規制がさらに強化されていくことはまず間違いなく、暗号通貨を利用した新たな金融商品(デリバティブなど)も販売されるでしょう。取り分け日本においては監視体制もより強化されると考えています

追記

2017/9/9 中国、仮想通貨取引所を当面閉鎖 ビットコイン急落:日本経済新聞

2017/9/12 仮想通貨の監視、金融庁が10月から 専門チーム:日本経済新聞

この記事を初めに書いてから3ヶ月で変化が起こりました。日本政府もいよいよ本腰入れてきましたね。


その他の参考リンクは以下から

TVアニメ『C』公式サイト

Satoshi Nakamotoの論文 Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System