暗号通貨

世界を覆う暗号通貨、その先にあるものは?

  暗号通貨の代表格、世界最高シェアをもつビットコイン。その注目度は昨年下半期から徐々に高まってきている。当ブログではその様子を、筆者のこれまでのビットコイントレード実践経験と独自の分析に基づき、断片的に見解を伝えてきたが、2ヶ月ぶりに書いてみようと思う。

15/11/04(1day)
16/01/07(1day)

  出来高にも少し変化があった。

15/11/06 Volume
16/01/07 Volume

  この2ヶ月間でビットコイン市場の中身は大きく変わった。まず、何より出来高が高い取引所では判断は難しく、今では元ベースのOKcoinではなく、ドルベースのBitfinexが引っ張っていっている印象だ。

それは2ヶ月前の中規模バブルが調整局面を迎え、落ち着いた辺りから変化してきたと筆者は感じる。

何より底と天井の基準は依然として米ドルベースで意識されることが多く(3000元前後になると元手動になりやすい)、ボラティリティの高さからも、米ドル建てを意識する必要は今後もありそうである。

またBitfinexのMAも意識されてはいるものの、元ベースでの節目の数値に近づくと、ある程度の強さの反応を見せるなど、判断材料となり得る現象も確認ができている。

  はじめに述べたとおり、暗号通貨へ対する注目度はここ数週間で猛烈に高まった。
  日銀の声明。日本におけるフィンテックへの関心の高まり。日々関連ニュースが飛び交うようになった。

日本銀行 – 「デジタル通貨」の特徴と国際的な議論

  ここで、今後の展開を考える。銀行業を行う企業は暗号通貨に紐づけて様々な金融商品、特にデリバティブ商品を産み出すだろう。筆者がそう考えるのは、以前、citibankが日本から撤退したこと、そしてその後、独自の暗号通貨を発行すると発表したからだ。

Codename Citicoin: Banking giant built three internal blockchains to test Bitcoin technology

  銀行業は以前と比べ儲からない。金利で食っていくためにどんどん借りて貰わなければならないが、世界全体はそうは動いていない。そんな中、暗号通貨によって生み出されたデリバティブ開発に早くから着手、投資することは、将来的に銀行業にとっての経営の安定に繋がるのだろうと筆者は考えている。

  今後のビットコイン相場は、以前から一貫して述べているように、1000ドル/BTC近辺を目指すものと考えており、先行きの見通しの変化はない。